間取りを開放的にし、快適に暮らせる部屋とするため、建物の高性能、高断熱化を望んだ。給湯には井戸水を利用し、給湯負荷を低減させたほか、日照を良くするため南面の開口を大きくした。また、旧部屋の部分と新部屋の部分に温度差が生じないよう望んだ。既存の1,2階の和室部分を残しての増築に辺り、大きな開口部を採りながら耐力壁をバランス良く設けて外断熱とした。また、居間、食堂の天井を高くし、天窓を設けて団らんの場となるように明るい空間とした。
築95年の住宅をリフォームするにあたり、省エネルギーに配慮するため高断熱、高気密の住宅としている。Q値、C値は推定値であるが、次世代省エネ基準をクリアしていると思われる。きめ細やかな設計であり、豊富な日照を採取しながら、旧住宅の面影を残すなど新旧が調和し、町並みに溶け込むデザインとなっており評価できる。また、リフォームに要した費用は割安に抑えられている。
| ■設計者 | 有限会社佐川アトリエ設計事務所 |
| ■施工者 |
有限会社コンノ建設 |
| ■構造 |
木造軸組 |
| ■延床面積 |
169.96 m2 |
| ■省エネルギー基準 | 次世代(III地域) |
| ■断熱仕様 |
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| 屋根: |
高性能グラスウール16K 200mm |
| 壁: |
フェノールフォーム 50mm |
| 基礎: |
押出法ポリスチレンフォームB類III種 50mm |
| 窓: |
アルミ複合樹脂(ArLow-Eガラス) |
| ■熱損失係数(Q値) | 推定 1.7 W/m2K |
| ■相当隙間面積(C値) | 推定 0.3 cm2/m2 |